釧路市阿寒湖のマリモ展示観察センター

④

館内④の「マリモの一生」の翻訳をご覧ください。

タイトル

マリモの一生

1. 生まれる

胞子の形成と発芽

マリモは6月頃。胞子をつくります。胞子は2本のべん毛を動かして水中を泳ぎ、やがて小石や岩などに付着して発芽します。

・ライブモニター「マリモの誕生」
・水槽下「発芽したマリモの胞子」

2. 伸びる

糸状体への生長

発芽した胞子は、枝分かれした糸状の体に生長します。これを糸状体といい、マリモの1個体の姿です。

・ライブモニター「マリモの糸状体」

3. 密生する

糸状体の集合化

糸状体は小石を覆うように育ちます。また、岩の上で密生し、はがれた糸状体が、波にもまれて小さなかたまりになることもあります。

4. 丸くなる

球状マリモの形成

糸状体のかたまりは、波など水の動きによって転がりながら、しだいに大きく丸いマリモに育っていきます。

5. 集まる

球状体群落の形成

丸くなったマリモは、水の流れなどによって同じ場所に集められます。この場所が、いわゆる“マリモの生育地”です。
水槽「マリモの生育地」

6. くずれる

大型化と空洞化

さらに大きく生長したマリモは、内部に空洞ができ、やがてくずれてしまいます。

7. 再生する

くずれたマリモの一部は、生長して再び球状になることがあります。

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