館内⑤のマリモの年表・他の翻訳をご覧ください。
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タイトル
「マリモ展示観察センター」があるチュウルイ島は、原始林のなかで、マリモをできるだけ自然に近い状態で観察してもらうために造られた施設です。阿寒湖におけるマリモの観光利用の歴史は古く、昭和2年にマリモ生育地であるチュウルイ湾への観光船乗り入れが始まりました(写真①)。
その後、湖水汚濁による透明度の低下によってマリモの観察が困難となり、また、船の乗り入れがマリモの生育地を撹拌しているとの認識が広がったことで、昭和36年に観光船の生育地乗り入れを自主規制するとともに、代替措置としてチュウルイ島に観覧池を設けてのマリモの供覧が始まりました(写真②~⑤)。
昭和53年に屋内展示機能を持った「マリモ展示観察センター」が建設されると、マリモ観察の中心施設として、年間約70万人(平成3年最高値)もの観光客が訪れるようになりました(写真⑥、⑦)。
平成8年に全面改修され、今日に至ります(写真⑧)。